徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

運命の剣 下 / マーセデス・ラッキー

見知らぬ土地で隊からはなれてしまったケロウィン。なんとか戻ろうとするのだが、どんどんと奥へと進んでいってしまう。個人的にはケスリーたちのようなもっと冒険があるのかなぁ、と思っていたんだけど、それほどでもない。もうちょっと落ち着いた感じ?彼女の傭兵人生の話がメインか。でも、いっきに読んでしまったし、最後のどんでんがしも悪くない。うん、続きが読みたい作品だね。

 

運命の剣〈下〉 (創元推理文庫)

運命の剣〈下〉 (創元推理文庫)

 

 

 

白き狼の宿命 / マイクル・ムアコック

この巻でようやく「従妹殺し」「女殺し」の理由がわかるのだが、なんだかあっけない感じ。長編のファンタジィになじんでいるからかなぁ(^^;サイモリルを失ってからのエルリックが出会う女性は、エルリックに惹かれるのだが、彼が結局自分が不幸にしてしまうといって去っていく。そんなんわかないじゃんねぇ(笑)あー、こいつの性格はいらいらするわ(笑)

 

 

暗い日曜日 / 仁木悦子

表題作の「暗い日曜日」は仁木兄妹の活躍する。すべてで6作品あるが、「うす紫の午後」はちょっと悲しい気がした。人の心のちょっとした闇は、きっかけによって悲惨な事件もおこりうるというのを感じた。「かわいい妻」は、私にはムリだ(笑)、と思った。

 

暗い日曜日 (角川文庫 緑 454-4)

暗い日曜日 (角川文庫 緑 454-4)

 

 

 

この世の彼方の海 / マイクル・ムアコック

新天地を求めて旅立った皇子エルリック。しかし、スパイと思われ海岸へ追い詰められる。そこで忽然と現れた船で、この世のものならざる海へ乗り出すのである。ここにでてくる登場人物、この作品しか知らなきゃ知らないじゃん、という人物たちがでてくる。うーん、頭がぐるぐるするぞ。そのうえ、エルリックストームブリンガー)の裏切りはイライラさせられる。これは私の性格か(笑)

 

 

 

魔道士の掟 4 結ばれぬ宿命 / テリー・グッドカインド

前巻では、もういっしょに行動しないのかと思ったリチャードとカーランだが、なんとか仲直りしたようだ。しかし、カーランは自分の身分をあきらかにする。動揺するリチャード。このままタイトルのとおり結ばれないのだろうか。しかし、この巻ではほとんどの登場人物が勢ぞろいするのがうれしい。後半のリチャードの描写は、きつい。リチャード、がんばれ、と思わず力が入ってしまった。

 

魔道士の掟〈4〉結ばれぬ宿命―「真実の剣」シリーズ第1部 (ハヤカワ文庫FT)

魔道士の掟〈4〉結ばれぬ宿命―「真実の剣」シリーズ第1部 (ハヤカワ文庫FT)

 

 

 

森で昼寝する猫 / リタ・メイ・ブラウン&スニーキー・パイ・ブラウン

本当は、リタ・メイ・ブラウン&スニーキー・パイ・ブラウンが正式な作家の名前。スニーキー・パイは、作者の飼っている猫の名前。ミセス・マーフィーシリーズも4作目になったが、なかなか主人公のハリーが、元夫ともモデルの彼との間を決めたがらないのが、気持ちはわかるけど、はっきりしてほしい気もする(笑)。シャム猫ココと比べると、こっちの登場猫&犬たちは会話する。なかなか人間たちが気が付いてやらないところは、おかしいけれどほほえましい(笑)。ちょっとタイトルはどうかな?という感じか。話としては、けっこう展開は読めてたかなぁ。。。

 

森で昼寝する猫―トラ猫ミセス・マーフィ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

森で昼寝する猫―トラ猫ミセス・マーフィ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 

 

竜王戴冠 7 旅路の果て / ロバート・ジョーダン

今回はナイニーヴとエレイン、ビルギッテがほとんどであった。いやー、なんかイライラするわ(笑)。なんで作者はここまでナイニーヴを性格悪く書くかなぁ。次の巻でこのシリーズはいったん終わるけれど、気持ちよくすっきり終わってくれればいいんだけど。しかし、モゲディーンに痛めつけられたナイニーヴが復活するには時間はかかるだろうけどね。

 

竜王戴冠〈7〉旅路の果て―「時の車輪」シリーズ第5部 (ハヤカワ文庫FT)

竜王戴冠〈7〉旅路の果て―「時の車輪」シリーズ第5部 (ハヤカワ文庫FT)