徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

愛しのわが家 / ナンシー・ピカード

なんでナンシー・ピカードを一度読むのを止めたのかを思い出した。少し現実的というか心が痛くなるような現実、みたいな内容が多いせいだ。この作品の場合は、精神を病んだ人たちの施設の話から、事件が起きてくる。他のコージーな作品とくれば、殺人事件なのにどこかほのぼのしてくるのだが、彼女の作品は、最後にどんなハッピーエンドでも、心に重いものが残った気がしてしまうのだ。

 

愛しのわが家 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

愛しのわが家 (ハヤカワ・ミステリ文庫)