悲しみにさよなら / ナンシー・ピカード
私個人としては、とても読むのがつらかった。最後の訳者あとがきでも、同様につらかった人がいたらしいが。ジェニーの母親の死によって、彼女の疑惑をつきとめようとする。周囲の人間の、もう一つの側面に気づかされることの辛さは、たまらないものがある。特に信じていた相手には。
悲しみにさよなら (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 164-6))
- 作者: ナンシー・ピカード,宇佐川晶子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1994/10
- メディア: 文庫
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