徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

悲しみにさよなら / ナンシー・ピカード

私個人としては、とても読むのがつらかった。最後の訳者あとがきでも、同様につらかった人がいたらしいが。ジェニーの母親の死によって、彼女の疑惑をつきとめようとする。周囲の人間の、もう一つの側面に気づかされることの辛さは、たまらないものがある。特に信じていた相手には。
 

悲しみにさよなら (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 164-6))

悲しみにさよなら (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 164-6))