徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

「鎮痛磁気ネックレス」亭の明察 / マーサ・グライムズ

ずっと探していて、結局あきらめて3冊目から読み始めました(笑)。この前の作品のタイトルが『「化かされた古狐」亭の憂鬱』。もうタイトルから惹かれてしまいました(^^;作家のマーサ・グライムズはアメリカ人ながら、舞台はイギリス。よくアガサ・クリスティーやドロシー・L・セイヤーズと比較されるそう。確かに作品のもつ雰囲気はイギリスの片田舎の雰囲気です(笑)。(私は行ったことないんだけど(^^;)出だしに、地下鉄のことに触れているにもかかわらず、私のイメージは、ホームズやポワロミス・マープルの時代をうろついていました。主人公は、この作品から警視に昇進したリチャード・ジュリー。彼の相棒の元貴族メルローズ・プラントもはずせません。ジュリーからの視点とメルローズからの視点で事件を見せているのは、面白いと思います。まだまだシリーズがあるので、楽しみです。

 

「鎮痛磁気ネックレス」亭の明察 (文春文庫)

「鎮痛磁気ネックレス」亭の明察 (文春文庫)