夢からさめても / ナンシー・ピカード
あなたは、いきなり現れた息子(それも自分が生んだのでなく、旦那の昔の彼女の子供・高校生)を受け入れられますか?今回のジェニーには、そういう出来事に遭遇する。ジェニーは子供はいらないと思っているけれど、ジェフは子供が欲しかった。当然、ジェフは大喜びだが、ジェニーは複雑だ。自分がジェニーだったら…。確かに自分が知らない昔のことではあるけれど、安易に受け入れられない気がする。しかし、それはジェニーが36歳で、苦労をしてきたから、許容範囲が広かったのだろうか?事件の内容よりも、ジェニーの心理のほうが気になった作品だった。