徒然に読書の記録をする。

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太陽の王と月の妖獣 上 / ヴォンダ・N.マッキンタイア

帯にだまされた感じです。”侍女マリー=ジョゼフの恋と冒険”。恋なんかないし、冒険といえるものもないし…。上巻だからでしょうか。恋というには、淡すぎるんですもん(^^;しかし、ファンタジーというかSFなのかしら。舞台がフランスのルイ14世の時代というのも、イメージがわかない。つい”ベルバラ”を思い浮かべるが、もうちょっと時代は前なんだよな。不思議な慣習などには、なかなか興味深いものがある。作者は女性なんだろう。月経についてふれる場面が多く、女性には共感される部分が多いのではないだろうか。ここまで読んだら、下巻も読んでみないと、すっきりしない(笑)。

 

太陽の王と月の妖獣〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)

太陽の王と月の妖獣〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)