徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

災いの小道 / キャロリン・G・ハート

キャロリン・G・ハートというと、ミステリー書店の経営者アニーのシリーズを連想する方も多いのではないだろうか。この本は、元新聞記者・ミステリ作家のヘンリー・Oが主人公のシリーズの第3作目である。素直にいえば、アニーのシリーズよりも、こちらのシリーズのほうが無理なく読める。なんというか、アニーのほうが無理して作っている感じがするのだ。さて、この作品は、ヘンリー・Oが勤務する大学で、教え子が過去の事件を掘り起こした矢先に、殺される事件が発生する。その事件を解決しようとヘンリー・Oはたちあがる。ヘンリー・Oのシリーズでは、この作品が結構好きかもしれない。現代のミス・マープルとかいわれているが、それはちょっと違う気もする。これは、実際に読んでみてもらわないとわからないでしょうけど。

 

災いの小道 (ミステリアス・プレス文庫)

災いの小道 (ミステリアス・プレス文庫)