徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

門前通りのカラス / エリス・ピーターズ

院長がつれてきた新任の司祭。なんとも人間味のないというか、堅物の人物がやってきた。町中の人間に嫌われたのはいうまでもない。子供たちにも簡単に手をあげ、人々に許しをあたえるのがその仕事であったのに。また同時に、女帝モードの密偵が、シュルーズベリに潜り込んだという情報も。運がいいのか、悪いのか。司祭は溺死体として発見される。いつもロマンスがからんでくるのだが、毎回思うのは女性の強いこと(笑)。今回も、どうしようもなくやんちゃな密偵と、しっかりものの女性の組み合わせが面白いかも。また、最後の喜劇な部分も。

 

門前通りのカラス ―修道士カドフェルシリーズ(12) (光文社文庫)

門前通りのカラス ―修道士カドフェルシリーズ(12) (光文社文庫)