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華胥の幽夢(ゆめ) / 小野不由美

十二国記にしては珍しい短編集。個人的には長編のほうを期待してたのだが。短編の中身は、いくつものストーリーの脇にある話という感じか。気になった作品としてはタイトルにもある「華胥」。王のやったことには、明らかな間違いというものがないのに、麒麟は病にたおれ、国がかたむいていく。全体的に最後まで悲しい雰囲気をもった作品だった。

 

華胥の幽夢 十二国記 (新潮文庫)

華胥の幽夢 十二国記 (新潮文庫)