2001-09-03 滝夜叉 / 皆川博子 【国内】時代小説 【国内】 ま行 ちょっとジャンル分けに迷った。時代的には平安時代、平将門、藤原純友の乱の頃。主人公は彼らではなく、その息子、娘たちである。しかし、本当に彼らにそのような子供がいたのか、ちょっと歴史を勉強した私程度では、わからない(笑)。主な視点は、「じさい」と呼ばれる少年が中心かもしれない。歴史的な流れがどうあるのかわからないが、安倍晴明の出自の説は面白いと思う。タイトルの「瀧夜叉」は歌舞伎のタイトルからきているそうだが、歌舞伎を知っている人であれば、また面白いと思うかもしれない。 瀧夜叉 (文春文庫) 作者: 皆川博子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 1998/04 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (3件) を見る