徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

人質カノン / 宮部 みゆき

日常の生活にひそむミステリーの短編集である。宮部氏の長編も面白いのだが、この短編集もすごいと思う。確かに文字の量は短編といわれるものかもしれないが、いやいや、しっかり読ませてくれる。ただ、タイトルの作品となった「人質カノン」だけが、どうもピンとこなかった。いや、たんにタイトルだけなのだが(^^;どの作品が一番、といわれると難しいのだが、「八月の雪」「生者の特権」が、印象深いと思う。

 

人質カノン (文春文庫)

人質カノン (文春文庫)