徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

風雪の檻 獄医立花登手控え / 藤沢周平

登と同じ柔術道場仲間の新谷が、最近様子がおかしい。道場へ行くといって家をでるのだが、道場にくるでもなく深川あたりで飲みまわってるという。新谷の行方を追う登の前に立ちはだかる悪。この巻では、前の巻まで不良娘だったおちえが、登に助けられて以来、登に対する感じが変わっていっている。しかし、微妙に距離があるのがまたよい。