徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

旅立ノ朝 / 居眠り磐音 江戸双紙 51 / 佐伯 泰英

いよいよ完結である。正月明け2巻同時刊行って、終わっちゃうんだ、と思ってた身としては気持ちよく一気読みさせてもらった気分。これも点滴中に半分くらいまで読みおえて、家につくころには残り数ページになってた。いつもみたいにサクッと読んでたつもりはないんだけどな(笑)

病に倒れた父・正睦を見舞うため、18年ぶりに関前の地を踏んだ坂崎磐音と家族たち。港には温かく迎えに来た家族たちだけではなく、国許の内紛の火種ともいえる中老たちの姿もあった。

この巻で最後なんだなぁ、と思うと、なんとも感慨深い。今回の舞台が関前ということもあるし、1巻の"陽炎ノ辻"を思い起こさせる説明もあって、そこにいるわけでもないのに、懐かしいとか思っている私(笑)。空也の将来が気になるものの、ここで終わるのが、気持ちいい。うん。これで、いいのだ、と思った。

 


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