徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

秘曲 / 平岩弓枝

これまた久々に平岩氏の作品である。彼女の描く江戸時代の捕り物系の作品は、結構好きだったりする。たぶん、勧善懲悪的な部分が多いからかもしれない。この作品の時代背景は江戸時代末期。いくつもの短編からできあがっているシリーズだ。今回の作品の中では、タイトルにある「秘曲」の最後のシーン、東吾が自分の子供ではないかと悟るシーンが一番印象に残っている。

 

秘曲 (文春文庫―御宿かわせみ (ひ1-101))

秘曲 (文春文庫―御宿かわせみ (ひ1-101))