徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

2000-07-01から1ヶ月間の記事一覧

竜魔大戦 3 それぞれの旅立ち / ロバート・ジョーダン

なんでかねぇ、ほんと性格悪い女性ばっかりでてくる(笑)。よっぽど作者は女嫌いなのかなぁ(^^;この巻では、石城に集まった仲間たちが、再びそれぞれに旅だって行くのだ。ついつい男性陣を応援したくなる。強いて言えば、エレイン王女が一番まともなんじ…

東の海神 西の滄海 / 小野不由美

気が付いたら本屋さんで売っていた(笑)すっかり忘れた頃に出てくれるのでうれしい。一番最初にでた「月の影…」にも出てくる六太と尚隆の物語である。彼らの生まれた時代は、どうも室町くらいのように思ったのだけど、どうだろう。よくある馬鹿殿のふりをして…

まどろみ消去 / 森博嗣

森氏の作品では初めて読む短編集である。正直に言おう。どうも、イマイチである。確かに、いくつかは巧いなと思う作品もある(虚空の黙祷者)。しかし、ときどきアニメちっくな作品があったり、読者の錯覚を導く作品が多い気がする。錯覚ものは、一つ二つだ…

猫は鳥と歌う / リリアン・J.ブラウン

今回は、ちょっと犯人が見え透いてる。しかし、長年の悪役が今回は決着がつくのがみものか?しかし、明確な殺人事件がなかなかでてこなかったのには、ちょっと物足りなさを感じた。まぁ、後半(ほんとに最後に)に事件は起きる感じだけどね。 猫は鳥と歌う (…

ターン / 北村薫

「スキップ」を読んでいたので、また時間の流れを使ったお話だというのは、すぐにピンときた。29歳の真希は夏の午後、自動車事故に出会う。しかし、目が覚めると、いつも通りの家、しかし、この世界には人がいなかった。毎日同じ日がくりかえされて、150日を…

死への婚礼(死を呼ぶ婚礼) / エリス・ピーターズ

初老の男と18歳の娘が政略結婚する日に、肝心の男が死体となってしまった。まぁ、よくあるパターンだな、と思ったが、意外な枝葉がでてきたり。昔の人って、純真なのね…なんて思ってみたり(^^;今回もわくわくさせていただきました(笑)。 死を呼ぶ婚礼―修…