徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

1999-11-01から1ヶ月間の記事一覧

死体は訴える / ペニー・ワーナー

雰囲気は、リタ・メイ・ブラウンに似ていると感じたのは私だけだろうか?これに猫たちが出ていなくて、主人公が耳が不自由なのだ。舞台が、今までよく読んでたアメリカ東海岸とは違うので、これまた感じが違う。主人公は、小さな地元の新聞発行者兼記者。犯…

覆面作家の夢の家 / 北村薫

久々に北村氏の作品。日本の作家で殺人のないミステリを読ませる作家だと思う。今回は、「クリスマス・・・」の後だったので、出だしが軽すぎた気がした(笑)。でも、やっぱり興味深い、という意味で面白いと思った。やっぱり、北村氏は短編が一番なきがする…

涙のマンハッタン / ナンシー・ピカード

再びジェニーシリーズである。ほんと、シリーズもの好きだよなぁ(^^;今回は、財団を辞めたジェニーが、ニューヨークで、死んでしまった友人の所長代理をすることに。そこで、事件の真相を調べようとするのだが。うむむ。ちょっと、今回は場所がNYのせい…

詩的私的ジャック / 森博嗣

犀川・萌絵シリーズの4作目。なんとなーく子供の恋愛からぬけきれてなかったような萌絵だったが、今回でちょっと成長したか?(笑) 旦那曰く、「動機があやふやなのは、納得いかん」というが、私は、そういうのもありかな?と思う。まぁ、人それぞれ、感じ方…

悲しみにさよなら / ナンシー・ピカード

私個人としては、とても読むのがつらかった。最後の訳者あとがきでも、同様につらかった人がいたらしいが。ジェニーの母親の死によって、彼女の疑惑をつきとめようとする。周囲の人間の、もう一つの側面に気づかされることの辛さは、たまらないものがある。…

虹の彼方に / ナンシー・ピカード

最近、彼女の作品をよく読む。というか、他の作家のシリーズは、大概読んでしまったからだと思うが(^^;今回の作品の舞台はカンザス。カンザスというと私は「オズの魔法使い」を連想したんだが、やっぱりタイトルもそれを意識しているのでしょうか<「虹…

豹頭将軍の帰還 グインサーガ68 / 栗本薫

グイン・サーガ68巻である。ようやく帰ってきたグインなのである・・・普通は、本屋さんで買って約2日がかりで読むようにしているのだが(笑)、今日は家について読み終えてしまった(^^;まぁ、待ってたかいがあって、ちょっと満足。自分はイシュトバーンは…

誓いのとき / マーセデス・ラッキー

タルマ&ケスリーの短編集。以前、掲示板でもすすめられていた本である。前作の余韻が残っているだけに、楽しく読めた。特に、「裁きの門」以降の話には、どきどきわくわくしながら読んでしまった。前作を読んでから手に取られることをおすすめする。 誓いの…

愛しのわが家 / ナンシー・ピカード

なんでナンシー・ピカードを一度読むのを止めたのかを思い出した。少し現実的というか心が痛くなるような現実、みたいな内容が多いせいだ。この作品の場合は、精神を病んだ人たちの施設の話から、事件が起きてくる。他のコージーな作品とくれば、殺人事件な…

結婚は命がけ / ナンシー・ピカード

久々にナンシー・ピカードを購入。主人公のジェニーが結婚式をあげるまでに、家庭内暴力に耐えかねた妻が夫を殺してしまう、という事件にまきこまれていく。内容としては現代におきる事件の内容で、私も少し考えさせられた。実際に欧米だけでなく、日本でも…

身辺怪記 / 坂東真砂子

彼女の作品を読んだことがある人なら、面白いかもしれない。 私も1冊くらいなら読んだことがあるのだが、ちょっと面白みにかけた。 おかげで読み終わるのに時間もかかったし。 身辺怪記 (角川文庫) 作者: 坂東眞砂子 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 …