徒然に読書の記録をする。

過去から現在の読書の記録。

2000-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ママは新人シェリフ / J.A.ジャンス

父も夫も警察官。しかし夫は2ヶ月前に殉職した。そして、彼女ジョアンナはアリゾナ州コーチースのシェリフに選ばれたのだ。警察の仕事を身につける為に、警察学校の訓練コースに参加するのだが、そこで事件にまきこまれる。Kazさんがすすめるだけのことはあ…

聖女の遺骨求む / エリス・ピーターズ

やっと古本屋さんで1巻を購入。さっそく読んでみる。初めての時代背景だ。なにせ、1200年代のイギリス。当然、ホームズだって生まれていない。日本でいえば、鎌倉・室町か。日本でこの時代背景では、想像すらできないだろう。この作品の探偵役は修道士カド…

羊たちの沈黙 / トマス・ハリス

2度目である。まだ印象が多少残っている。前回はただひたすら筋書きを読むことで終わった気がするので、今回はじっくり読んでみた。な、みなが高く評価するのか、どうもよくわからなかったからだ。今回読んで見ても、やっぱりわからない。サイコの分野の草分…

夢にも思わない / 宮部みゆき

久々に宮部氏のミステリである。てっきり、このシリーズの前作を読んでいたつもりだったけど、どうも違っていたらしい(笑)。せっかくだから、前作も読まなくちゃ。と思わせる作品。主人公の緒方くんは、中学一年生。その相棒の島崎くんとともに事件を解決す…

ママは眠りを殺す / ジェームズ・ヤッフェ

ママシリーズの最新刊です。といっても、古本屋さんでゲットしたんですけど(^^;今回はお芝居の話。私が読むコージー系の作品ではよく劇団を舞台にした殺人事件というのが起こるのが多い気がする。特に、この作品でも「マクベス」を中心に事件が起こるの…

ママのクリスマス / ジェームズ・ヤッフェ

前作がちょっと最後が気に入らなかったのだが、とりあえず購入(笑)。ちょっと時期が遅くなったけど、舞台はクリスマスの頃。やっぱり、アメリカ、宗教がからむと特に難しいのか。クリスマスのイルミネーションの騒音がきっかけで、殺人事件にまでおきてしま…

赤い館の秘密 / A・A・ミルン

なんと「熊のプーさん」の作者が書いた唯一の推理小説である。みとさんオススメである。しかし、私にはちょっと時間がかかってしまった(笑)。なにせ、こういう古風なミステリは久しぶり(^^;まぁ、じっくり読んだほうでしょう。トリックとかは、私にも想…

若草色のポシェット / 赤川次郎

チャットで知り合ったしゅんくんのオススメということで、本当に久しぶりに赤川次郎を手に取った。どうしても、三毛猫ホームズや三姉妹探偵団のイメージがあるので、どうかなぁ?と思ったんだけど。意外にすっきり読めてしまった(笑)。この作品はシリーズも…

神竜光臨5 神剣カランドア / ロバート・ジョーダン

やっと第三部が完結である。アメリカではすでに第八部までいっているとか(^^;うむむ。旦那が好きなローダンシリーズみたいにならなきゃいいんだけど(笑)。さてさて、これではようやくアル=ソアがでてくるか、と期待したら最後のほうにしか出てこない(…

青い扉 / 藤堂志津子

久々に藤堂氏の作品である。最近は、ちょっと食傷気味な感があったので敬遠していたのだが、たまたま本を読み終えて手持ちぶさただったので購入してしまった(笑)。しかし、この主人公、自分とだぶる部分がいくつかあって、なかなか面白かった。お嬢様系の短…

舞台裏の殺人 / キャロリン・G・ハート

ミステリ好きにはたまらない1冊かもしれない。主人公は、ミステリ専門書店を経営するアニー。文章の端々に、ミステリ作品の主人公やタイトルがちりばめられているのだ。この作品は、シリーズの3作目にあたるらしく、ちょっと違和感を持ちつつ読み始めた。こ…