ママは眠りを殺す / ジェームズ・ヤッフェ
ママシリーズの最新刊です。といっても、古本屋さんでゲットしたんですけど（＾＾；今回はお芝居の話。私が読むコージー系の作品ではよく劇団を舞台にした殺人事件というのが起こるのが多い気がする。特に、この作品でも「マクベス」を中心に事件が起こるのだ。シェークスピアは、読んだことはなくても、断片的に話を知っていたりするので、イメージがつきやすいが、特に海外では理解されるのだろうか。今回の作品から、デイヴにも部下ができる。前作で事件に巻き込まれたロジャーだ。話も、デイヴの話とロジャーの話が交互に書かれるので、なかなか面白い。息子のいないデイヴには、年の離れた友人が、少し息子のようにみえたりしているのだろうか。
